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Arahabaki Institute of Architecture




  アラハバキ建築研究所
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石のむろじ (ショールーム)





   ■ 石のむろじ (ショールーム) ■


墓石のショールームです.
空間的な広がりや音の響きの良さを活用して、ギャラリーやコンサートホールとしても、活発に利用されています.
大きな天窓からの光や、開放された入口からの風など、自然を感じる事が出来る内部空間です.
この開放感は、屋内にいることを忘れさせてくれます.
石は、施主の施工によるものです.


NEW石のむろじ外-1
正面外観です.
中央の軸線を強調した、象徴的な形態としています.
上に天窓が見えます.
外壁は厚さ50mmの押出し成型セメント板で、素地のまま使用しています.


NEW石のむろじ外-2
北西から見たところです.
右側は遊歩道になっています.


NEW石のむろじ外-3
正面から見たところです.
上の9升の四角は、大理石を嵌め込んだものです.
冬以外は、引込み戸を開放しています.
最初は、八角形の石の周りを玉砂利で埋めたままにしましたが、今では綺麗に仕上がっています.


NEW石のむろじ外-4
東に寄ったところです.
細幅の石を積んだ部分は、引戸の戸袋です.


NEW石のむろじ外-5
西に寄ったところです.
ポーチの屋根は銅板です.


NEW石のむろじ中-1
入り口です.
両脇の柱は青森ヒバです.
ポーチ床の四角い石は、手の込んだ細工が施されていて、勝手に「安田スペシャル」と呼んでいます.

NEW石のむろじ中-2
中はほとんど吹抜けで、全体の半分以上は天窓です.
床の石は、韓国小桜です.


NEW石のむろじ中-3
中から、入り口方向を見たところです.
道路まで、軸線が通っています


NEW石のむろじ中-4
1階壁は墓石が映えるように白く塗装し、2階は50㎜の押出成形セメント板(アスロック)を現しにしています.
天窓は、網入り波板ガラスです.


NEW石のむろじ中-5
西への通路方向を見たところです.
螺旋階段の周りも、白い砂利にしています.


NEW石のむろじ中-6
2階から見たところです.
この中を、時々トンボや蝶が飛んでいます.


NEW石のむろじ中-7
2階サロンから岩木山を見たところです.


NEW石のむろじ夕景-1
斜めから見た夕景です.
一般の人も楽しめるように、ライトアップしています.


NEW石のむろじ夕景-2
正面から見た夕景です.
天窓と入り口上部の大理石から、光が漏れているのがわかります.


NEW石のむろじ夕景-3
内部の夕景です.
コンサートをやっていると、最初は天窓からの光で明るく、徐々に夜の光景になっていきます.


NEW石のむろじ模型



20051228192719.jpg


「石のむろじ」(安田石材株式会社)のホームページも、ご覧下さい.
石のむろじで開催される、音楽会や展覧会などの案内も、掲載されています.


所 在 地  弘前市早稲田3丁目
延床面積  280㎡
構造規模  鉄骨構造2階建て
施工会社  立石建設(株)
竣  工  2000年12月


次の仕事 「ド コ モ シ ョ ッ プ 五 所 川 原 店」 へ。


ここに掲載されている写真などの著作権はアラハバキ建築研究所にあります.


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  1. 2001/04/01(日) 00:00:00|
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