■ 大和沢川の家 (風景を楽しむ家) ■大和沢川に面した住宅です。
目の前を遮る物は、何もありません。
川の斜面と、対岸のりんご畑と、遙か遠くの山並みと、時々目の前を横切る鳥が見えるだけです。
この環境を最大限取り入れるために、南側を出来るだけ大きな開口にしています。
まるで、リゾートに来ているような感覚になる住宅です。
掲載新聞 陸奥新報 2007年10月7日
大和沢川の対岸から見た南側正面です.
景色を楽しむため居間の南側は全面開口にしています.
上に開閉可能なトップライトが見えます.

対岸から見た冬の景色です.

庭側から見た外観です.
敷地と川の間に遊歩道が通っています.
庭には、ナツツバキ、ケヤキ、ヤマモミジそれにブルーヘブンを植えました.

こみせの詳細です.
バルコニーは屋根から吊っています.

夜景です.
照明は全て電球色なので、とても暖かな雰囲気になります.

道路側の外観です.
左端は2台分の車庫になります.
中央の木は、ヤマボウシです.

道路側正面です.
黒と銀のガルバリウム鋼板・コンクリート打放し・木製格子で構成されています.
木製格子の裏側が玄関になります.

玄関ポーチです.
屋根は、雪にも強いポリカーボネート折板です.

ポーチから見た玄関です.
奥に、川の景色が見えます.

1階廊下です.
突き当たりは、FRPグレーチングを通して光と風が通り抜けます.

FRPグレーチングの詳細です.
人が上がっても大丈夫です.

1階祖母室です.
ここからも、景色がよく見えます.

居間から見た台所・食堂です.
天井は構造現しです.

台所の詳細です.
景色を眺めながら料理が出来ます.
キッチンは、左が流しと調理以外の作業台を兼ねた物で、右はIHヒーターと作業台を兼ねた物です.
どちらも、天板はステンレスで特注品.

食堂から見た台所・居間です.
台所の床は、床暖房付のテラコッタタイルです.

居間から見た台所と食堂です.
2階は、折戸を開けた状態の書斎です.

居間から見た食堂と螺旋階段です. 上に寝室の小窓が見えます.
庇は深いのですが、冬は奥まで太陽が入るのでとても暖かです.

窓の上半分は高い断熱性と気密性を持つ特殊なハニカムスクリーンが付いています.

フルオープンの窓を開けてみた景色です.
対岸のりんご園や山並みが見えます.
時には、白鷺が目の前を通り過ぎる事もあります.

螺旋階段と小上りです. 段板の丸は、ビー玉を埋め込んでいます.
小上りの段差を利用して設けた引出しには、おもちゃがしまってあります.

囲炉裏のある小上りです.
囲炉裏の蓋は、外して蓋をする事も出来ます.

階段から見た景色です. 天井ファンとトップライトが見えるます.
トップライトをあけると天井付近の熱気が一気に抜けるので、テラス窓から、涼しい風が吸い込まれるように入ってきます.

2階の続き間になっている子供部屋です.
ここは壁も木構造現しにしています.

バルコニーのある2階寝室です.

2階書斎から、折戸を開けて見た景色です.








大和沢川の家が、「2009年 ECO HOUSE」という全国版のこよみに採用されました。
■ 大和沢川の家 リプラン 2006年7月発売 Vol.13
編集発行 株式会社 札促社



「敷地を生かす窓の開け方」の特集の中で、大和沢川の家が取り上げられています.
他にも雑誌に掲載されたものがあります.
ここをクリックしてください所 在 地 弘前市泉野5丁目
延床面積 223㎡ (車庫38㎡含む)
構造規模 木造2階建て
施工会社 (株)村上組
竣 工 2005年12月
次の仕事
「H . I . T .」 へ。
ここに掲載されている写真などの著作権はアラハバキ建築研究所にあります.
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- 2006/07/06(木) 17:49:06|
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